投資しないほうがいい業種・ビジネスモデル


バリュー投資は中長期的な保有が前提だからビジネスモデルはよく見ておきたいですね。

中長期的に投資をする際に、リスクを避けるためにはどのような業種やビジネスモデルは避けたほうがいいのでしょうか?投資をする前にそういった銘柄は避けておくことで安心感、安定感が増します。以下で挙げるようなビジネスには注意しながら銘柄選びをしていきましょう。

参入障壁が低いもの

外食産業や小売などは脱サラして個人が始めるということも容易です。それだけ参入障壁が低いということですが、今現在うまくいっている会社でも次から次へとライバルが出てくるという状態では中長期で考えると安定的とは言えません。

 

また業績が伸びている実態として店舗数拡大によるものも多いです。1店1店で見ると売上が伸びていないということもありますので注意が必要です。

 

また小売りは安売り競争になりやすいので余程の特徴がないと業績の拡大は見えてこないです。ただし、斜陽産業(先が明るくない産業)の中でもシェアを確保していくような会社はニトリのように成長していくこともあります。

 

初期投資が低いもの

塾、セミナー、エステなどやシステム開発などはパソコンと机、作業場所があれば始められるようなビジネスです大きな投資が必要ないことからこれも参入障壁が低くライバルが溢れやすくなります

システム開発は長く使われるアプリやソフトなどが開発できればよいですが、そうでなければライバルとの差別化は難しいでしょう。

 

規模の拡大がしにくいもの

上で挙げたエステやマッサージなどは規模の拡大もしにくいです。1人が複数にたいしてできませんし、拡大するには人の育成が必要になります。

今後技術の進化により機械化や自動化ができればこのようなビジネスでも規模の拡大が図れる可能性はありますが、今の時点でできないものは避けるようにするとよいでしょう。

 

景気に大きく左右されるもの

投資タイミングにもよりますが、その時のテーマとなっているもの、ロシア関連、有事に備えた防衛関連、人工知能やフィンテックなど一時的な盛り上がりなのか長い目で見て成長するものなのかを見極める必要があります。

いくら騒がれていて急成長していてもそこが天井付近だということもあり得ますので、市況に左右されるような銘柄は避けるようにしましょう。

 

コモディティ化しているもの

コモディティ化というのは、ティッシュやガソリン、ヘルメットなどどの会社のものでも製品やサービスにたいして差がなくなっている状態のことです

このような状態になると値下げ競争になりやすいのでこのビジネスを主体としている場合は先が明るくはないといえるでしょう。

 

まとめ

ここで見てきたようにライバルが入ってきやすくて、差別化が図りにくいような業種に関しては中長期的な投資は避けるほうが賢明でしょう。

 

 

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