相場の反転や初動を知る!RSIの使い方


RSIというテクニカルの指標があります。

RSIは値幅に注目した指標で、相場の勢いや相場の転換点がつかめます。

今日はそんなお話をしてみたいと思います。

 

RSIとは

n日間の値上がり幅÷(n日間の値上がり幅+値下がり幅)で計算されます。nの部分は任意の数字が入ります。

RSIは0~100%の間で動きますが、基本に0~30%で売られすぎ、70~100%で買われすぎと判断されます。
ただし、強いトレンドがでている場合には機能しないので注意が必要です。

このチャートで赤丸で囲ったところはRSIが70%を超えていますが株価はそのまま上昇していてRSIも高止まりしています。

このようにチャートで強いトレンドが出ているときはRSIは役に立ちません

しかし、レンジ相場やレンジからトレンドの初動を捉えるにはいい指標になります

このチャートでは4月の頭くらいにダブルトップの形を作ってから株価は下落しています。その後レンジの動きになっています。そしてRSIが30%を切って反転したあとは株価も再度上昇しています。(紫の〇部分)

レンジに入ったかどうかの確認は移動平均線やボリンジャーバンドなどを参考にして下さい。これは自分自身が見やすいものでいいです。上の例では紫の丸のところは中期の移動平均線(赤線)が横から斜め下になっていますし、短期移動平均線(緑線)とローソク足がその前から上下に繰り返し交わっています(方向感のなさを表しています)

RSIは買われすぎ、売られすぎを知って売買タイミングを図る指標です。買われすぎ→売る、売られすぎ→買う。つまり、逆張りの形になります。トレンドが出ているのに逆張りをしたらすぐに損につながりますので、こまめな損切り設定も重要になります。

このような点に注意しながらRSIに注目して見てみるとチャンスにつながりやすくなります。

補足:RSIを見るときにRSI自体の傾きを見るというものもあります。上のチャートでは黄色い直線のようなものです。RSIが下落していたら株価も下落トレンドだったり、RSIの山の頂点が前の山より高いとか低いとかもあります。しかし、これは気にしないほうがよいと思います。RSIはあくまでサブの指標として見るのが基本で、単体で判断するようになってしまうのが危ないからです。

 


RSIはほとんどの株、FX会社のチャートで表示させることができる代表的なオシレーター系指標です。私もよく見ています~。

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