お得に感じるNISAですが、これは利益が出ているときの話です。
問題は下がってしまった時になります。
損益通算ができない
NISAの口座と特定口座は別扱いになりますので損益通算できないのがデメリットになります。
例えばNISA口座で-60万円、特定口座で+50万円だった場合は特定口座に対して税金がかかりますので約10万円の税金を納めます。
トータルはマイナスでも税金を納める必要があるんです。
特定口座だけの場合は別の証券会社で運用していても、1つの証券会社で複数株を運用しても通算できます。
例)
A証券-60万円
B証券+50万円なら
トータル―10万円なので税金は支払いません。
繰越損失もできない
特定口座であれば損失がでた場合は最大3年間繰り越せますのでその年の利益と相殺して節税になりますが、NISAの場合は繰り越せません。繰り越しても特定口座と通算できませんからね・・・。NISA口座での通算もないですが、そもそも非課税なので通算する必要もありません。
特定口座とNISA口座を併用する場合は頭に入れておきましょう。
NISAで5年経ったときは時価がスタート
NISAで運用して5年経ったときに120万円で買った株が80万円になっていたとします。このときに特定口座への振り替えを行うと80万円が取得価格となるので、その後120万円まで増えたとすると、元に戻っただけだから。とはならずに、増えた40万円に対して税金がかかります。
新たなNISA枠に移すことはできますが、NISA自体が10年間という期限付きの制度ですので、新枠が使えるのは2023年までとなります。2024年以降はできませんので注意が必要です。
これまでのようなNISAの特徴を踏まえて、実際にどのように利用していくのがいいのかについて見てみましょう→NISAにおすすめな運用の方法とは?
なぜ今、総理がこんな発言をするのか?トランプさんやプーチンさんの動きにはどういう意味があるのか?そしてその動きをもとに我々投資家はどのように先回りすればよいのか?
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どんなものかはこちらの記事を参考に見てみて下さいね↓
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