ネット証券と総合証券。株初心者に向いているのは?

はじめ

はじめ
部長。ネット証券とか総合証券とか何のことでしょう?

僕みたいな初心者はどうすれば?


部長

部長
ずばり、株初心者の場合はネット証券でいいよ。
よし、今日はそこを説明しよう!

ネット証券と総合証券って何?

証券会社にはネット証券総合証券と言われる2つに分類されます。
ネット証券というのは投資家がネットを使って直接注文を出すタイプの証券会社。
総合証券は対面証券とも呼ばれたりしますが、担当者と直接話をしたり、電話したりしながら注文を伝えるタイプの証券会社となります。

まずは両社の違いを表で見てみましょう。

ネット証券の場合は担当者はつきません。
投資に関しての情報取集は自分で行い、自分の判断で投資します。

一方、総合証券の場合は担当者がいて銘柄選びや情報収集などをしてくれて、投資のアドバイスももらえたりします。

ではそれがいいかというとそんなこともありません。
担当者の質にも左右されますし、そもそもそのアドバイスが的確かどうかもわからないからです。

手数料はどうなの?

手数料はどのくらい違うのかというと、100万円投資したとしてネット証券大手のSBIは約525円、総合証券大手の野村証券では11967円ですから、約20倍以上の差があることになります(2017年4月時点)

とにかくこの差はすさまじいです。

ここまでのところを見れば圧倒的にネット証券がよさそうに思えますよね。

では総合証券を選ぶメリットは何でしょう?

IPOなら総合証券で決まり

ずばり、IPO(新規公開株)の募集に参加したいなら総合証券です!
これから上場します。という会社の新しい株は複数の証券会社に割り当てられます。
この時、主幹事(メインで割り当てられる証券会社)というのは大手総合証券が多いのです。

つまり、IPOの募集に当選する可能性が高くなるということです。
ネット証券でもIPOの抽選はしていますし、件数だけなら多いんですが、その量が違うんだとここでは覚えておきましょう。

はじめ

はじめ
ふむふむ。新規公開株というのを買うための抽選に有利なのは総合証券なんですね。でもそれってそこまでして買うほどのメリットって何かあるんでしょうか?
部長

部長
うん、これが大ありなんだ。これだけを狙って投資する人もいるんだよ。説明しよう

まず、公開価格というのがあります。
これはこの株価で欲しい人を募集しますよって価格のことです。
そして初値というのが実際に上場して初めてついた価格のことになります。

IPOの抽選で当選して買った人というのは公開価格で買っていますので、初値が上回っていればいきなり利益がでた状態からはじまることになります。

ここを見てみるとよくわかります。
公開価格と初値、その倍率がまとめられています。

0.9倍などはマイナスからのスタートとなってしまっていますが、2.2倍などいきなり資産が倍になった状態から始まることも珍しくありません。
しかもほとんどが1倍を超えています。
だからIPOの募集は人気があるのです。

これが総合証券の大きなメリットの1つとなります。

ネットが苦手なら総合証券

これは当たり前と言えば当たり前なのですが、そもそもネットが苦手だという人にはネット証券は向きません。

ただ、ネットができるからネット証券ということではなく、それぞれのいいところをうまく活用しながら投資をしていくのが最適な方法といえるでしょう。

はじめ

はじめ
なるほど、いいところをうまく活用していけばいいんですね!
部長

部長
そうだね。基本的には株初心者の人はネット証券でいいんだけど、慣れてきてIPOにももっと挑戦していきたくなったら総合証券って考えておくくらいでいいと思うよ。

 

 

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