株価の天井の見分け方は?チャートの形だけではない!


出来高に注目だよ!

今回は株価の天井をどのように見分けるのかについて解説します。よくあるチャートの形からの分析でもつかめることは多いのですが、逆行してしまうこともよくあります。天井からの下落は上昇するときよりも相当早いですから、判断が遅れるととても大きな損につながります。

今回は出来高に注目し下落の予兆をつかむということを見ていきます。

天井はチャートでわかるのか

天井と判断するのによく使われるものとしては「チャートの形」があります。特に多くの人が注目するものとしては下の2つになります。

ダブルトップ


ダブルトップは天井付近でよく現れる形になります。特に右の山の頂点が左の頂点よりも低い時は信頼度が上がります。(赤丸の位置)

これは買い手の心理状態を考えるとわかりやすいのですが、前回の高値(左の山の頂点)を抜いて高値更新したかったのにできなかった→あきらめというようになり、買いの勢いが無くなるために下落するという流れになります。

三尊天井(ヘッド&ショルダー)


三尊天井(ヘッド&ショルダーともいいます)もよく現れる形です。これもダブルトップと同じような買い手の心理となります。下落が一度ネックラインで止まってから上昇するものの、前回の高値を更新できずにあきらめムードになることで起こります。

上の2つがチャートから読み取る代表的な天井の形となるのですが、この形を否定して再度上昇するということもあります。この原因はそれまでの上昇の流れや世界の市場の状況や大口投資家の揺さぶりなど様々な理由が考えられます

決まったチャートパターンだけを覚えていても勝てないというのは、毎回毎回ワンパターンではないからです。確かにチャートの形は参考にするには効果的ですが、それだけを頼りにするのはリスクが高くなります。次の出来高による分析もあわせて見ていきましょう。

指数の出来高を観察する

出来高を観察するのには、まず指数から行います。指数とはTOPIXやマザーズ指数、ナスダック総合、ダウ工業などのことです。なぜ指数から見るかというと全体の流れは、個別の多くの銘柄に影響を与えるとても重要で無視できないものだからです。

ではマザーズ指数の日足チャートを見てみましょう。

このチャートで赤い縦線を入れているところがポイントになります。

赤線は前日よりも出来高が高く、株価が下落している日になります。これは「買いと売りの需給関係が逆転している」ことを表しています。

通常、株価が上がるときは出来高も上がります。逆に株価が下がるときは出来高も下がります。これが出来高が増えて株価が下がるときというのは売り圧力が強まっているのを表しますので、ここをよく見るようにします。

天井に近い時というのは2~4週間の間でこの状態が4、5回起きます。

このチャートでいくと左のほうでもけっこう起きていますね。ただ、出来高は前日よりも上がってはいますが全体的に上げ傾向です。ところが4月に入ってからそれまでと比べても出来高増とともに株価下げが出ています。特に4月の後半に入ったところはこれまでで1番の出来高をつけて株価が下げています。4月頭から数えると4カウントになりますね。

この時点で撤退もしくはポジションをかなり縮小しておくことが望ましいです

その後ダブルトップの形になり、山の頂点は左の頂点の高値を超えられずに、さらに出来高増の株価下落を作ったあとに落ちていきます。このポイントはチャートの形と出来高から見てかなりの確率で下落を示唆するものとなりますので、全撤退をしなければいけない場面になります。

出来高増の株価下落以外のもう1つのパターンとしては「出来高増の株価ちょい上げ」というのもあります。このパターンが出るのは2、3日大きく株価が上昇したあと失速に見えるようなちょい上げ(本当にわずかなプラス)がある時です。この場合も1カウントとして数えて問題ありません。

この分析の仕方もチャートの形の分析と同様、こうなればこう。というようにワンパターンでは考えないようにして下さい。ただし信憑性を高めるには十分な効果がありますので日々確認されることをオススメします。

主導銘柄を確認する

指数のチャートを確認したら、次はその指数を主導するメインの銘柄をいくつか同様にチェックするようにします。なぜこれを行うかというと、本当の天井を打つときには指数からのサインと共に個別銘柄も同時にサインを出すからです。なのでより信憑性は高まります。

こちらのサイトなどで売買代金が普段から多い銘柄で、いくつかの業種をまたいで見てみるといいでしょう。

まとめ

今回は天井を見分けるためにチャートの形と出来高分析について見てきました。大暴落などに巻き込まれてしまうと取り返しのつかないことになりますので、日々のわずかなチェックをするようにしてそのような事態にならないようにしましょう。また慣れてきたら空売りの絶好のタイミングにもなりますので、注目しておくといいでしょう。


出来高は相場を動かすパワーだと考えられます。
出来高が大きく増えたときにはどちらかに動き出すかも!?と思っておくといいですね。
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