株価はどうやって決まるのか?
株価は株の売買がされる株式市場で決まります。この時、買いたい人と売りたい人の数のどちらが多いかで上がったり下がったりします。需要と供給のバランスが取れているところが現在の株価になります。
投資家たちは「この株はまだこれからあがりそうだな」と思えば買いますし、「下がりそうだから早めに売っておこう」と思えば売りますよね。このような考えがぶつかったところで株価が決まっているんです。
では投資家たちはどのように上がるのか下がるのかを予想しているんでしょう?多くの要因がありますが、いくつかあげてみます。
- 会社の業績や資産状況
- 経営計画や新商品、新技術、特許などの状況
- 不祥事
- 金利
- 為替
- 景気
- 政治
- 流行
などなど様々な要因が影響しますが、これらを総合的に判断されます。
多くの人が売りたいと考えれば株価は下がってしまうんですね。
思惑と業績で株価は下がる?
上で書かれた要因はその通りですが、投資家の多くは人よりも早く株を買っておいて大きな利益を得たいと考えます。このためには自分で企業の計画を予測して他人より早く株を買っていく必要があります。
会社側が計画や業績を発表する前に予測して仕込むことができれば大きな利益につながるかもしれません。最近はインターネット上で様々な情報が得られますのでそれらから推測して「この会社はもうじき新たなゲームのリリースをするんじゃないか?」「その会社は大手芸能事務所とのつながりもあるし、有名アイドルの版権がからんでいるんではないか?」などと思惑を膨らませて買われていくこともあります。
業績の予想も同様にこれだけアプリがダウンロードされていれば会社予想の売り上げを大きく超えているんじゃないか?などと予測して早めに買っておこうという人もいます。
織り込んでいるかどうか
株価の決定には上であげてきたような材料が「織り込まれているか」も影響します。
誰も予想していなかったものが突然会社から発表されればサプライズとなり株価は急騰します。これは発表されることを織り込んでいないからです。
逆に誰もが「この会社は相当業績がいい。今度の決算発表ではいい数字になるはず」と思っていた場合、決算発表前には株価がすでに上昇してしまっていて(織り込まれているという)、実際に発表した数字が予想通りくらいであればその後株価は急落したりします。
なので決算がよかったのになぜ上がらないのか?逆に悪かったのになぜ上がるのか?というのは事前に織り込んでいるかどうかは大きいです。長い目でみれば会社が着実に業績をあげているのであればプラスの状況であることには変わりはないのですが・・・単純にいかないのが相場ということです。
なぜ今、総理がこんな発言をするのか?トランプさんやプーチンさんの動きにはどういう意味があるのか?そしてその動きをもとに我々投資家はどのように先回りすればよいのか?
私はこのレポートを読むようになってから劇的にニュースを見る目や相場を見る目が変わりました。
どんなものかはこちらの記事を参考に見てみて下さいね↓
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