ここではグランビルの法則に基づいた買い方を解説しますが、グランビルの法則自体は説明しません。説明しても頭でっかちになるばかりで、「勝つ」という目的に近づかないからです。買うタイミングとして有用な2つの場合のみに絞ります。
トレンドフォローで買うタイミング
トレンドフォローで買うタイミングをチャートから読み取っていきましょう。
このチャートは2170L&Mの週足チャートになります。

参照元:株探
①トレンドの始まり
株価が下げ止まりを見せていて、移動平均線もほぼ横ばいの時、株価が移動平均線を上抜けしたという時。
上のチャートでいうと1番左の赤〇になります。移動平均線は5、13、26を表示していますが、銘柄によっても違いますのでどれがいいとか、これでなければダメとかはありません。ジワジワ上げていくチャートのほうがトレンドは続きやすいです。
銘柄にもよりますが、出来高が過去5日平均を比べて5倍以上の急増しているとなおいいです。ただ、トレンドの序盤は「ダマシ」も多いので損切りはしっかり入れておくといいでしょう。「ダマシ」は一時的に上昇してもすぐに元に戻る、まさにダマすような値動きのことです。
②トレンドが出てからの押し目
移動平均線が上昇中に株価がいったん調整して押し目を作るが移動平均線を割らずに上昇する時。
上のチャートでは右から4つの〇全部がそうなります。一度移動平均線から離れて、そこを調整する動きになり、そこから割らずに再度上昇というパターンになります。
①に比べると取れる利幅は減りますが、勝率は上がります。もちろんこちらで買っていくにしてもしっかりと損切りラインは設定しておく必要はあります。トレンドを確認してから買いますので初心者の方にはこちらのほうが向いていると言えます。
注意するタイミング
その銘柄の決算日前は避ける
決算時にはどのような材料がでてくるかわかりません。それまで業績好調だと思われていた銘柄でも思わぬニュースがあるかもしれませんのでそのようなリスクを避けるためにも決算前は避けておきましょう。決算日は証券会社の各銘柄の個別ページや各会社のホームページで調べます。
大きな動きがありそうな前は避ける
例えばアメリカ大統領選挙やイギリス国民投票など、世界的に注目されているようなイベントや日本国内の選挙や日本銀行の発表時などはなるべく避けましょう。その結果によって大きな変動が起こらないとも限りません。

なぜ今、総理がこんな発言をするのか?トランプさんやプーチンさんの動きにはどういう意味があるのか?そしてその動きをもとに我々投資家はどのように先回りすればよいのか?
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